ラグナロク (Ragnarök) は、北欧神話の世界の終末の日のことである。古ノルド語で「偉大なる神々の運命」を意味する。
13世紀のアイスランドの詩人スノリ・ストゥルルソン(ストゥルラの息子スノッリ)のエッダ(通称「新エッダ」)、および、「詩のエッダ」の『ロキの口論』ではラグナロェックル (あるいはラグナロークル)(Ragnarøkkr) 「力ある神々の闇」と呼ばれる。
もっとも、スノッリの『エッダ』では、ragnarøkr と綴られることもあり、それは、「神々の黄昏」と解される。
一方、「詩のエッダ」『巫女の予言』、『フンディング殺しのヘルギ その2』、『アトリの言葉』、『バルドルの夢』では、ragna røk と綴られ、こちらは「神々の運命」と解される。
リヒャルト・ワーグナーは、これを『神々の黄昏』 (Götterdämmerung) とドイツ語訳して、自作ニーベルングの指環最終章のタイトルとした。この為、日本でも「神々の黄昏」の訳語が定着している。
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