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チューチュッ~~~シューチュッ~~~
陽日のあたりがよく、小鳥たちが歌いながら早朝の鐘を鳴らしていた。
サーサッ~~サーサッ~~
穏かに射す朝日に誘われて、軽く撫で回すように、風がカーテンを揺らしていた。
ゆさ……
隣にあるベッドに毛布とシートの摩擦音がした。
ゆさ……
薄く軽い、淡い青色毛布にかけられてる黒き翼の型辺りに、やさしく揺らしていて、目覚めるかどを伺っている手があった。細めな、白く、指はちょっと短いな手だった。
ゆさ……ゆさ……
『なんだ、朝か……』
ひるがえ
考えながら何気なく体を翻って、その手の向こう側に動転する黒き翼であった。
「あぅ……うっん……」
『なんだこの軟らかいの』
「あっ……あうん……」
あった
『ちっとはちっちゃいけれど、この弾力は……しかもかなり暖かい……』
パッチ。。。
何かが切れた音がした。
シュッ、ボイィンゥ~~
『なんか、重くなってない?』と思うつつ、面を開き天井の向いていく黒き翼であった。
「お目覚めですか、ご主人様っ!!」
「うんりょう、おはよう~~モギュモキュ」また横にあるやわらかい感触を堪能しながら、黒き翼が体の上に乗ってるものに返事をした。
「あ~ん、ああっ~~」依然と違和感を覚えさせる声を上げてる白き翼がその横にあった。
「そのようでしたら、たっだ今のお状況をご説明になさっていただけないのでしょーうっか!!!」
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